5歳の息子くんは、2歳になっても発語がなかったので『新版K式発達検査』を受けました。
その検査を受けたことで息子くんに軽度の知的障害があることが分かりました。
『そういう結果が出るだろう』となんとなく思ってましたが、事実を突きつけられた感じでした。
その結果を前に『障がいのある子どもを育てていく覚悟』が決まったのを覚えています。
そもそも新版K式発達検査とは?
乳幼児期〜学童期の子どもを対象にすることが多く、子どもの発達段階を把握するための検査です。決して子ども用ではなく、成人も対象になるみたいです。
この検査をすることで、同世代との発達の状況を比較することができる。また、各個人の発達の特性を把握することもできるので、どのような支援が必要なのかが分かるようです。
検査は児童相談所、小児科や心療内科のクリニック、大学などの研究機関などで受けることができます。
検査は30分〜1時間程度です。検査担当者と1対1でやるようですが、息子くんの時はまだ小さいこともあり、前半は母親が同席し後半は1対1でやりました。ちゃんとできるか心配でしたが、最後までやり切ってくれて安堵しました。
検査の項目は以下の通り。
- 「姿勢・運動」:身体機能や運動神経の発達
- 「認知・適応」:物事の認知や対応方法の発達
- 「言語・社会」:言語の理解や認知、社会常識の発達
息子くんの検査結果は・・・
検査当時の年齢の2歳10ヶ月でした。
- 全領域:1歳9ヶ月
- 姿勢・運動:3歳1ヶ月
- 認知・適応:1歳9ヶ月
- 言語・社会:1歳1ヶ月
検査担当者の所見
- 発語はあったものの、有意味語は無し。
- 繰り返し行うものは余裕が出てきて、対応できるものもあった。
障がいのある子どもを育てていくことになる覚悟
まさか、知的障がいのある子どもを育てていくことになるとは・・・です。
確かに上手く言葉が喋れないし、パパのことを『パパ』と全然呼びかけてくれなかったし、療育センターの先生からは、『息子くんは他人のことを人と認識していないですね』とも言われてしまった・・・
でも、目の前にいるのは、他の子とは少し違うかもしれないけど、可愛い顔してよく笑う息子くん。その当時は、必死に息子くんの興味を持ってくれることを見つけ、それで息子くんが心を持ち、心を開いてくれるよう日々、頑張っていました。何よりも言葉が喋れないから、息子くんが何を考えているのか、何をして欲しいのか、仕草や表情を必死になって観察していた。息子くんのパパとしてパパとしての役割を果たせるように。
ただ、パパとして一生懸命に役割を果たそうとしているのですが、なかなか上手くいかなかったこと、また改めて報告させて頂きます。

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